虚無の時間の漢検一級

今週のお題「試験の思い出」です。

 

難しい試験は問題が解けきれなかった!時間が足りない!と焦ると思います。

ですが、もっと難しい問題は空欄を埋められずなにも解けなくて時間余っちゃったわ…って虚無の時間を過ごすと思います。

 

私はこの虚無時間を感じたのは漢検一級の試験を受けたときでした。

 

試験が開始されるまでは、

「正直受かる気はしないけど腕試しのつもりで受けるか~問題集そこそこ解けたけど合格はできないだろうな💦」

と、今にして思えば謎の心の余裕がありました。

 

いざ試験が始まると、何周かした問題集なんてなんだったのかというくらい知らない漢字が出てくる出てくる。

知らない漢字が知らない読みで知らない熟語で出てくるみたいな感じ。

全部がわからん。

 

試験前は合格はしないけど3,4割はとりたいな♪などと考えたけど実際は1割ですらなく、5%しか書けないししかも正答率は1%なんじゃないかというレベル(あまりにも酷い出来だったので結果をサッサと捨ててしまったし点数を覚える価値もなかった)

 

試験中は、読みも書きもわからなすぎて当てずっぽうすらできない…と他の受験者からしたらはた迷惑な「さっさと試験終わんないかな…」と考える始末。

 

何度も問題用紙を見返しても何も浮かばない私の脳内。

 

漢検運営の人からしたら「なんでこの人受験したんだろう…」と疑問しかない記入率。

真っ白の答案用紙を出すのは場違い存在が来てしまった…と恥とか悲しいとかよりも途方に暮れてしまいました。

 

あんなにも試験中に虚無の時間を過ごしたことはありません。

 

こんな経験をしておきながら、いきなり一級がまずかったから準一級ならちょっと違うのでないか…と懲りずにまた受験してみたいなどと思っています。

元々、国名や花の名前を漢字で覚えるのが好きでして、クイズ番組の難読漢字とか夢中になるタイプでした。

それが高じて一級受けてみよう!と思ったのがきっかけなので、勉強自体はまたやってみたいなと思います。

まあ一級はこれだけが出題範囲じゃないから難しいわけですが。

 

虚無の時間は過ごさないようにしたいですね。

以上、試験の思い出、「漢字検定一級試験中、なすすべもなく虚無の時間を過ごす」でした。