心理学検定一級合格体験記

心理学検定一級に合格しました。

本記事では合格のポイントを書いていきます。

 

 

そもそも心理学検定とは

公式HPはこちら

www.jupaken.jp

 

前回の記事(心理学検定2級合格体験記 - 秋野シオの日記)でも書きましたが、

心理学検定は、〇〇点取れば合格、というものではなくて、

各科目約6割正解すれば合格、その合格した項目が 〇個で〇級に合格。

という仕組みです。

 

A領域の2科目を含む合計3科目に合格すると「2級」

A領域の4科目を含む合計6科目に合格すると「1級」

10科目すべてに合格すると「特1級」になります。

 

今回は1級、そして前回2級に受かったので、

前回の3科目+今回の3科目で1級に合格したことになります。

 

勉強量

今回は1か月~1か月半程度勉強しました。

公式問題集を3周くらいはしたと思います。

あと一問一答は通学時間に見たりちょっと空いた時間に見たり…こっちは2周したかしないかくらいだったと思います

 

 

問題集

前回と同じ公式問題集を使いました。

過去問題がふんだんにあるというタイプではないので、

前年度のものでもさほど支障はないと思います。

 

一問一答も同じものを使いました。

こちらは年度ごとに変わるわけではないので 引き続き同じので大丈夫ですね。

ただ、今回はB領域(前回はA領域の科目のみを受けました)も受けたのでこちらも使いました。

 

 そして今回から基本ワード集も使ってみました。

 これはハッキリ言って長い!厚い!難しい!笑

基本ワード集と言っているだけあって問題集ではなく語句を知るものです。

要点がまとめているというよりかは本当に教科書のような内容でした。

ひたすら文章が書かれていて、太字で語句が強調されている感じです。

そもそも(基本的に)暗記ものなので要点とか覚えるべきポイントとかないわけです。

勉強するには心が折れますね…。

 

全て勉強しようとせず問題集を使いつつ基本ワード集を見て理解を深める

という使い方をしました。

あと問題集になかったことはないかと調べたりしました。

全て読んで頭に入れるのは無理だなと感じました。

 

ただ、問題集ではないので、検定を受ける、受けないにかかわらずとりあえず心理学を勉強してみたい!知ってみたい!って方にもおすすめです。

 

合格のポイント

合格の基準に注意

根本的に、1級はA領域の4科目含む6科目に合格する必要があります。

つまり、A領域1科目+B領域5科目では1級合格になりません

 

それと、一度合格した科目は再度受験できますが、合格科目数としてカウントされません。

例えば、

前回「発達・教育(A領域)」科目で合格して今年も「発達・教育(A領域)」科目を受ける(これは出来る)

今年も合格したからA領域2科目合格した!ということにはなりません。

(まあ当たり前ですね!)

 

気を付けたいのは、心理学検定では10科目全てが記載された問題用紙が配られます。

間違って同じ科目を受けないこと、そして受験する科目はそれでいいのか一応確認してくださいね

 

解答欄もお間違いのないように!

 

マークシート式なので解答にズレがないかも確認してくださいね!

地味に大事ですので!

 

おすすめ科目

おすすめの科目…というか自分が受けて合格した科目ですね!

前回は「原理・研究法・歴史(A領域)」「発達・教育(A領域)」「社会・感情・性格(A領域)」が合格しました。

今回おすすめする3科目は「学習・認知・知覚(A領域)」「産業・組織(B領域)」「健康・福祉(B領域)」です。

学習・認知・知覚(A領域)

これは1年目に受けて不合格した科目です笑

不合格した理由を考えますと、単純に理解しきれてなかったなと思いました。

 

条件づけ(オペラントとレスポンテンド)の違いが理解しきれてなかったとか他にもある事柄に関する代表的な実験とか。

(レスポンデント条件づけに関連する実験といえばパブロフの実験、というような)

 

体感ですが、出題する範囲(というか量)が多いなと感じました。

学習、認知、知覚の3つだからでしょうか…。

 

ただ、この科目も心理学の基礎的な内容です。

他の科目を勉強すれば関連することも出てくるのでおすすめです。

 

産業・組織(B領域)

これは経営学を少し知っているととても解きやすいです。

知っているものが多いです。

個人的に心理学っぽさがないなあなんて思いました。

 

経営学知らなかったらどうするんだよという話ですが、

そういう方は「神経・生理」科目もおすすめします。

こちらは生物…人間の仕組みに詳しいと解きやすいです。

ニューロンとかシナプスとかそういう内容です。

あとアミノ酸はヒトの脳にどんな影響与えるかとかそんな感じの内容ですね。

 
健康・福祉(B領域)

これは個人的に知ってなるほど!と思うことが多かったです。

健康・福祉というように、自分の健康(体だけでなく心の健康も)や、精神的な病にかかったときどんな治療が良いのか、ということに興味があるならおすすめです。

比較的とっつきやすい内容なので頭に入りやすいと思います。

 

勉強すべきポイント

前回と同じ内容になりますが、

人名とその人の業績(研究や理論など)を押さえること、

人名はアルファベット表記(日本人は漢字表記)だからつづりに気を付けること、

時系列を意識すること

これが大事です。

 

あと、当たり前ですけど用語をきちんと理解すること

説明できるか、そしてそれに関連することも頭に入っているかが大事です。

 

 

まとめ

きちんと知識を入れる!

人名とその人の業績を覚えること!

人名は正式な書き方で!

年代を意識!

受験する科目は大事!

決める時間もないならとりあえず

「学習・知覚・認知」「産業・組織(もしくは神経・生理)」「健康・福祉」!

 

以上です。

心理学検定1級合格体験記でした。