ゲームを作りたい
自分でゲームを作ってみたい!
例えば型月やひぐらしのような。
そう思い作り始めたゲーム作り初心者です。
そこでいい話さえ書ければ労力はほとんどないんじゃないか?と思い気楽にノベルゲームを作り始めてみました。
いきなり大作を作ろうとしたら企画倒れするもの。まだ右も左もわからない初心者ですしね。
今回は「短い話をちゃんと完成させる」を目標にしたいと思います。
とりあえず今後も作り続けるかもわからなかったので無料で使える開発ソフトを探しました。
「無料 ノベルゲーム 作成」とGoogleで検索してみたところ一番上に「ティラノビルダー」というものがヒットしましたのでこちらにしました。
完全無料(有料版のPROもある)で商用可、windowsもmacにも対応していて使い勝手もよさげです。
さて、開いてみるとまず画面に「新規作成」という表示が出てきます。
それからゲームタイプや画面サイズなどを決める画面になります。
チュートリアルがここまで親切なので迷うことはないのですが、HPに載っています(使い方&チュートリアル|ティラノビルダー)。
親切すぎる。迷わず進められる。
チュートリアルでサウンドノベル形式かアドベンチャー形式どちらで作るか選びます。
どっちが何?と思いましたが画像があるので大丈夫。
アドベンチャー形式がギャルゲーでよく見る形式!といった感じのキャラクターが立ち絵にあって下部に文章が表示されるもの。
サウンドノベル形式が全画面に文章が表示されて背景にイラストがあるもの。ミステリーやサスペンスでよく見ます。
画面サイズはどれがいいのかわからなかったので、公式HPにPC・スマホ向けに汎用的に使えると記載されているよこ型(960×640)を選びました。
画面通り進めていけば問題なくチュートリアルが終わります。
いざ、ゲーム制作
さて、いよいよゲーム作りに入ります。
自分のやりたいことを左エリアから中央エリアにドラッグして勧めていく感じです
わかりやすいね!
プレビューがあるので確認しつつ進めます。
しかし簡単だ~!と思っていたのもつかの間。
わからないところが色々出てきました。
改行すると会話文が次の画面に表示されるのですが、
そこであれ?同じ画面内に改行したい場合はどうすれば?と思いましたが、
改行はエンターを押さずに[r]を押せば出来ます。
(「久しぶり!
元気?」と表示したい場合は
「久しぶり![r]元気?」と文章を書く)
キャラのセリフが続いた後にナレーションを入れようとしてもキャラ名が表示されたままであれ?どうすれば?(二回目)と思いましたが、
「#キャラ名」でキャラ名が表示されるので、「# (未記入)」でナレーションに見えるようになりました。
また、これと似たような問題なんですが、場面が変わるとき(暗転)に前の発言者が表示されてしまう(図1)のでセリフの空白が必要でした(図2のように)
図1(セリフがないのにキャラ名が表示されてしまう)
図2(テキストに書いてあるように#を入れる)
図3(キャラ名が表示されなくなりました!)
私は当初ワードで文章を全て打ってからティラノビルダーにコピペしようと考えていたのですが、ワードで打った文を持ってくることはできなかったです。
逆もまた然り、ティラノビルダーで打った文はコピペできませんでした。
自分の打った文でもゲームを通して、もしくは制作画面でしか確認できないのは少し寂しいところがあります。
とりあえずテキスト、キャラクターの画像を挿入しいざプレビューを表示します
でかい
1000×1000のキャンバスでしたが大きすぎたようです
とりあえず半分の500×500にしたところ収まりが良くなりました
このヴァルフィッシュ三世くんは正方形に収まるサイズですが、人物など縦に長い長方形になる場合は500×800くらいがいいかもしれません。
……この記事を書いているときに気づきましたが、最初のチュートリアルで私は(960×640)の画面サイズを選んでいました。
そりゃ1000×1000だと画面に飛び出すはずです。
このヴァルフィッシュ三世くん、少し下にいきすぎていますが位置調整がありますのでいいところに調整します。
ティラノビルダーに元から入っていた空の画像がタイトル画面でしたがせっかくです。
タイトルロゴも自分で自由に作りたいしキャラクターをタイトル画面にいさせたいです。
とりあえずタイトル画面は「タイトルロゴがあること」、「ヴァルフィッシュ三世くんがいること」、「ゲームの内容に関わるものを入れること」この3つの条件をクリアすること。
絵としては「楽し気な雰囲気」「右下にゲーム開始(続き)のボタンが入るから重要なものは入れない」この2つの条件をつけました。
それがこちら
すげえダサいタイトル画面ができました。
ワードで作れそう感満載です。
ゲーム完成!反省点など
とりあえず完成!!
短いものの完成することができました。
プレイ時間は分岐含めても3分
制作時間は約4時間
不慣れだったこともあり一つ動かしたらプレビューとにらめっこ。
元々用意していたヴァルフィッシュ三世くん、いざキャラクターとして動かしてみるとあの表情がほしい、一匹じゃ寂しいからもう一匹増やそう、ノベルゲーといったらスチルがほしい!と思い絵にかけた時間もあります。
それにしたって3分のものを4時間。4時間!?
単純計算30分程度のゲームを作ろうものなら40時間
2時間だってフリーのノベルゲーならそれなり、商業なら少なすぎるが制作時間160時間!1日2時間ゲーム制作に費やしても2か月以上はかかります。
作るってこんなに手間がかかるのか…呆然としてしまう。
反省点など
作り終わってから気付きましたが、音楽を一切入れてません。
効果音くらい入れよう。というか入れるべきシーンがあった。
今回は分岐があるものの終わり方は同じなため少々味気ないです。
文章に至っては今回は完成させることを目標としていたので気にしなかったです。が、3行以上続くと見づらい印象は出てくるので小分けにするだとか、
会話のキャッチボールを意識して長く喋らす前に他のキャラに喋らした方がいいかと思いました。
でもセリフを細かく分けたらクリック(タップ)する回数が増えて面倒かな…どうだろう…。
肝心のゲーム作成についてですが、無意味な労力が多かったです。
例えば、最初は改行の仕方がわからなかったのでその名残りでセリフをわけすぎてしまいました。
他にも、シーンごとに制作画面を分けることができるのでそれを有効に使えば直したいところをすぐに見つけられたんだろうとか思いました。
まあ初心者だからこんなもんかな!
感想
機能を覚えられて良かったです。
HPに懇切丁寧に機能の説明があるのでつまずくことはほとんどありませんでしたし、探せばガイドがあります。
それでも自分でやるのとはやっぱり違いますし実践しなきゃ結局わからないままですね。
画像のちょうどいいサイズとか制作時間とか。いや、サイズは最初のチュートリアルで書かれているのでそこから推測すればわかったのですが…。
完成したものはこちらに投稿しましたので良かったらどうぞ
内容はどちらも変わりません