YoutTubeで音楽を漁っていたら声がすごく自然な重音テト楽曲を見つけました!
しかし、そこには「Synthesizer V AI」という文字が。
Synthesizer V AIとは?重音テトってUTAUじゃないの?
Synthesizer V AIの重音テトとはなにか調べてみました!
Synthesizer V AIの重音テトとは?
そもそもSynthesizer Vとは?
「Synthesizer V」は、Dreamtonicsが開発する強力な音声処理エンジンと直感的で柔軟なユーザーインターフェースを併せ持つ歌声合成ソフトウェアです。
つまり、Dreamtonics社が開発した音声合成ソフトウェアです。
YAMAHAが開発した音声合成ソフト(技術)がVOCALOID。初音ミクやGUMIなどですね。
Cevio AIプロジェクト(複数社で作られているので〇〇社単独ではない)が開発した音声合成ソフト(技術)がCevio AI。可不や星界などです。
Synthesizer Vは、Dreamtonics社が開発した音声合成ソフトウェアです。
ボカロ(YAMAHA)ではない、新しい音声合成ソフトウェア(技術)というわけです。
あれ?初音ミクってクリプトン社が作ったんじゃないの?って方、なんでわざわざ「(技術)」ってつけてるのって方、鋭いですね。
YAMAHAが作った音声合成ソフトウェア(VOCALOID)を基にしてクリプトン社が初音ミクという音声合成ソフトウェア作ったという話です。
イメージ的には、任天堂が作ったゲーム(switch)を基にしてスクエニがドラクエというゲーム(switchのソフト)を作ったみたいなイメージです。※あくまでイメージです
Synthesizer Vは重音テト以外にも、既にボカロ、ボイロで発売されている桜乃そら、弦巻マキがいます。
先ほどの例えで言うならば、ドラクエ(スクエニ)がswitch(任天堂)でもPS5(SONY)でも発売されるみたいな感じです。
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Synthesizer V AIの重音テトとは?
2023年4月27日に発売された音声合成ソフトです。
発売されて半年も経っていないんですね!
どうりで最近になって急に見かけるようになったわけです。
UTAUの重音テトは2008年4月1日に誕生したので、15周年に生まれ変わったわけです。
元々の重音テトはUTAUという音声合成ソフトにより作られました。
音声合成ソフトが違うので根本的な部分ではSynthesizer V AIの「重音テト」とUTAUの「重音テト」とは別のものですが、キャラクターという意味では同じ存在です。
元にした声の人も変わっておりません。
イラスト担当はさすがに変わってしまいましたが、印象的な赤髪ドリルも変わっていません。
Synthesizer V AIのイラスト担当の坂内若さんがUTAUのイラスト担当線さんと実は同一人物だったら変わっていないわけですが、絵柄が違いますし公言していない意味もないのでそれはないと思われます。
UTAUの重音テトとの違いは?
大きな異なる点としては、基にしている音声合成ソフトがUTAUとSynthesizer Vという違いです。
先ほども書きましたが、声を提供した方(小山乃舞世)は変わっていません。
しかし、イラストは線さんから坂内若さんに担当が変更されています。
また、髪飾りや服装、そして白メッシュになっているなどキャラクターデザインが少し変わっています。
そしてこれは主観的な感想ですが、声が違う!!!!!!
音声提供者は変わっていませんが、UTAUのときにあったメカメカしいピコピコ感のある声からかなり人間の声に近づいています!
UTAUとSynthesizer Vは開発者が同じなので、より技術の進化を感じますね。
また、機械っぽさがなくなったこと以外にも、Synthesizer Vの方がやや低めの声になっている印象です。
…しかし本当に技術の進化を感じるので、声が変わったのか人間らしい声になったからそう聞こえるのか判別がつかないです笑
どっちの重音テトも魅力的な声ですよね!