秘書検定2級合格体験記

秘書検定2級に合格しました!

本記事では秘書検定2級の合格までの道のりを書いていきます。

 

 

 

 

秘書検定とは? 

秘書と聞くと秘書のための検定かな?と思ってしまいますが、

実際は秘書問わず社会人としてのマナー

特に部下として、取引先の会社の方への振舞いや一般常識について問われる検定です。

部下としての振舞いは例えば上司不在時の対応など会社の人間としてどう対応すべきか、取引先の会社へは来客者への対応などが問われます。

一般常識は、席次のようなビジネスマナーから正しい敬語などが問われます。

 

つまり、社会人らしい対応をするのはどういった知識が必要なのかがわかる検定です。

 

2級の受験時間は2時間検定料は4100円です(級によって変わります)

 

開催場所は全国各地で、大学、専門学校で開催されるところが多いです。

都市部だと商工会議所ビル内にあるような試験会場もちらほらあります。

 

合格ラインは理論領域実技領域に分けられ、
それぞれの領域から60%以上です。

 

理論領域とは、「秘書としての資質」「職務知識」「一般知識」で、

実技領域は、「マナー、接遇」「技能」です

 

※実技領域と言っても解答方法は筆記です。

 

 

 

勉強量

3週間くらいでしたかね…。

選択問題で書く必要がないこともあって通学中にも問題集を見てました。

ひたすら問題集を解きました。

ノートに用語をまとめるとかはしなかったです。

何度も周回するよりは同じ問題集の年度違いを勉強するほうがわかりやすかったです。

 

 

参考書

 こちらの公式問題集を使いました。

 

 

最新の版で勉強しましたが、

何度もやっても「秘書にほしい資質とはなにか? それが周回したところでわからないかな?」

と思います。(理由は後述)

最新の版で勉強しつつ様々な版である程度解いていくのが良いんじゃないかなと思いました。

そんなに問題集買えない!という方がいると思いますが(私もそうです)

図書館などにも置いてあるので利用するといいと思います。

 

合格のポイント

問題配分は?

理論領域が15問、実技領域が20問ほどの計35問です。

基本的に選択問題ですが、数問記述式の問題があります。

 

 

そもそも何故この検定級にしたのか

秘書検定は3級からあるのですが、

問題を見てみると2級とそんなに大差がないような…?

そう感じたので思い切って2級から受けましたが一発合格しました!

 

難易度は違うのかもしれませんが、

秘書の資質はやはりどの級になっても同じことということでしょう。

 

一般常識は学生にとっては身近ではない分難易度の差が特別感じられなかったです。

 

それと、やはり社会人に求めるマナー、一般常識なこともあって元々持っていた知識もありました。

 

公式サイトや問題集を見てやれそうかも!と少しでも思ったら2級から入ってもいいかもしれません。

 

…と思って2級を受けたため、

これで落ちたら検定料ムダじゃん!3級にすればよかった!

という強迫観念があったため真面目に勉強しました。

あえて追い詰められた状況を作ることも合格のポイントとして良いかもしれません!

 

たくさん問題を解いた方が良い理由

先ほど「何度もやっても秘書にほしい資質とはなにか? それは周回したところでわからないかな?」と書きました。

というのも、自分の思う気遣いや立ち回りが全て正しいわけではないじゃないですか。

私はわからないことがあったらすぐ聞くべきだと思ってますが、

検定だと「簡単なことなら秘書の判断で決めてよい(上司を煩わせない)」、「普通以上のことは上司の判断を聞くことがマスト」

といった感覚になるんですよね。

秘書でも良い簡単なこと、上司に訊かなければならないこと、

この違いって正直わからないです笑(いえ、これでも合格しましたが…)

ここをきちんと理解しきるよりは、たくさん問題を解いて、

「これは簡単なことだな!この気遣いなら大丈夫かな?」

「これは上司に訊かなければならないな…この気遣いまでするとお節介かも!」

感覚的に身に着けていった方が良いなと感じます。

 

敬語問題の対策は?

これは秘書検定の問題集を使いつつ、

日本語の文法についての問題集を解く方が身に付きやすいかと思います。

公式問題集でも解説が載っていますが、文法のことは文法、日本語専門の問題集を解く方が身に付きやすいですね。

日本語検定の問題集に敬語問題があるのでそれで解きました。

体感ですが、3級くらいが解ければ秘書検定も大丈夫かな?といった感じです。

 

一般常識は?

これは結局のところ暗記問題です。

ビジネスに関する知識が出てきます。

例えば、「地銀」はなんの略称か?(地方銀行)

不祝儀袋の正しい折り方はなにか…など。

一般知識があれば楽勝!ですが、なかなか冠婚葬祭に関わるマナーって身に付きませんよね。

何度も起こることではありませんし。

何度も解くしかありませんが、

様々な版を解いていると傾向がわかってきます。

不祝儀袋(葬儀)に関することと手紙のあいさつは大体出る気がしますね。

出題傾向を掴むと良いです。

 

まとめ

秘書の資質を感覚で覚える!

出題傾向を掴むため様々な年度の問題集を解く!

(当然ですが、新しい版の方が問題傾向としては合ってるので最新版を重点的に!)

敬語はきっちり日本語を学ぶ!

 

ノートにまとめたりはしなくて大丈夫です。

公式問題集をひたすら解くと合格への近道なので!

 

秘書検定は一般常識から社会人としての振舞いを勉強します。

秘書検定に興味にある方、就活、就職に備えたい方は是非受けてみてくださいね。