先日ピクスクにサークル参加しました!
ピクスクとはなにか、実際の場所でのイベントと何が違うのかなどなどレポートしたいと思います。
そもそもピクスクとは
pictSQUARE、通称ピクスクは、オンラインで即売会に参加できるサービスです。
ピクスクはあくまで即売会を提供するサービスで、イベントは個人が主催しています。
実際の場所でのイベントとの違い
私は今回一次創作限定のイベントに参加しました。
以前書いたコミティアレポはこちら。
実地とオンライン上でのイベントの違いは、
結論から言うと「イベントと販売方法がオフラインかオンライン上かってだけでそれ以外は特別変わらない」という印象でした。
イベントの回り方
サークルに参加していても普段のイベントと違って席を外していても全く問題がない、
というのは大きな利点だと思いました。
物理的な本がありませんからね。
(イベントによってはコアタイムには出てほしいなどルールがありますがあまり見かけなかったです)
サークル参加しつつ読み手として自由に歩き回れました。
イベントにもよりますが、一日中開催してる(00:00~23:50)ところもあるので全部回り切れました!
サークル主として店舗に滞在している時間はほとんどなかったです。
特別やることもないですしね。
また、参加時間が自由というだけではなく
時間が合わなくて全く出られなくてもサークルとして店舗を構えることができます。
これはオンラインならではだと思います。
(イベントによっては滞在してほしいという注意事項があるかもしれないので注意してください!)
参加方法
ピクスクにアクセスして参加するイベントを選択する。
それだけです。
一般参加は無料ですね。
サークル参加したいときは、参加したいイベントに申し込むのですが、
参加費は550円のところが多いです。
(550円がシステム利用料の最小値)
売り上げは?
実地の方が売れそう…なんてイメージがあるかと思います。
実際の売上内容は、
新刊2冊(物理本)と既刊1冊(DL)、計3冊でした。
以前コミティアレポで2冊と書きました。
(コミティアと同じく本の内容は一時創作です)
実地でもオンラインでも頒布部数が少なくてあまり比較として参考にならないかもしれませんが、
オンライン上だから全く売れないなんてことはなかったです。
コミティアの方ではイベント後の通販では全く売れなかったけど2冊売れたので、オンライン上でそれしか購入手段がないとはいえ通販で売れました。
あと、DLしてくれた方がいたので既刊のDL版を用意して良かったなと思いました。
オンライン上でのイベントなのでDL版に抵抗がないのかもしれません。
(実地のイベントでフライヤーやQRコードやでDL版を宣伝したことがないので、実地でのイベントとオンライン上でのイベントでDL版に興味を示す人の割合を比べることも、そもそも比べられるほどサンプル数が多いわけではないのでわかりませんが…。)
新刊もDL版用意した方が良かったかも…。と後悔。
よくイベントの活気が好きと言いますが、ピクスクでも十分イベントの活気が味わえるし手に取ってくれる人もいるよ!ということがわかりました。
私は対面だと緊張してしまう質なのでオンライン上は良いな…と思いました。
実際私も実地の活気に劣るのではないかと思いましたが、むしろ時間制限が緩く全員分回れることができ楽しめました(全員分回れるかはイベントの規模にもよると思いますが)
それに、サークル主の普段の作品傾向もわかるので全員分回って気になる作品を見つけやすくなりやすいんじゃないかなと思いました。
あと、展示(作品URLを載せて無料で公開していること。無配と似てるけど無配はネットプリントを指してる人が多かった印象)している人も気になる作家さん探しに役立ちました。
展示物がある人は多かったですね。
(展示と通販の両方をしている方や展示のみの方もいました)
ちなみに、展示物はポイピクやBOOTHのDL販売を0円にしている人が多かった印象。
小説を書く人はプライベッターを使っている人が多かったですね。
あと普段は有料販売だけどイベント限定(イベント開催期間のみ)で無料公開の人もいました。
通販サイト
通販サイトはBOOTHを使いました。
他の人は体感で六割BOOTH、四割はメロンブックスやとらのあなでした。
ピクスぺを利用した方がいいのかと思いましたが、ピクスペは私は見たことなかったです。
※ ピクスぺ…pictSPACE、通称ピクスペ。ピクスクと同じ運営会社。
匿名発送ができる。ピクスク内のイベントでも外部サイトにいちいち飛ばなくてもほしい本がカートに入れられるので楽。
(公式サイト:pictSPACE - 創作活動を支援する同人専用自家通販サービス)
私がboothを使った理由は捌ける冊数が少ないだろうから委託する必要なないだろうという判断です。
(BOOTHも委託販売ができますが、匿名の自家通販もできる)
ヤマト運輸と連携した匿名配送サービス「あんしんBOOTHパック」 - BOOTH
自家通販で使用した材料はこちら
OPP袋
雨や汚れを防ぐために使います。
テープつきで使いやすい。
100個と多く使い切れるほど本を出せる予感がしませんが…!笑
とはいえ普通の事務用品なのであっても困りませんね
封筒
テープありの封筒がおすすめです。
テープなしの封筒も使ったことがありますが意外と手間がかかります。
テープも綺麗に貼らないと見栄えが悪いですしね。
同人誌のサイズがB5だったのでOPP袋、封筒共にB5を使いましたが、余裕をもって入れられました。
A5サイズもあります。
折れ防止のダンボールは既に持っていたもので代用しました。
同人誌をOPP袋に入れてそれを封筒に入れて…
っていうのが面倒な人はこういう封筒を使うといいかもしれません。
交流について
書き込みボード
ピクスクの店舗には書き込みボードがあります。
これはその店舗に入ることで書き込みができるのですが、これの特色は
HN記載であること、返信も可能であること、一対一のやりとりであることです。
まず、HN記載についてですが、
アカウントに紐づいているので返信側も発信側もHN(アカウント名)が記載されています。
同じイベント参加者から書き込んでもらうと嬉しいですね!
一般参加者の方からも購入コメントをもらってうれしかったです!
匿名の方が送りやすいって気持ちはあると思うんですけど、でもHN記載だからこそ人の存在がより強く感じられました。
書き込んでくれたコメントから返信することも可能なので、
交流したいときにも便利です。
コメントは一対一のやり取りになります。
書き込んだコメントは自分と送った相手にしか見られません。
イメージ的にはDMですね。
書き込みボードの上限は1000文字なので伝えたいことを十分に書くことができました。
チャットについて
チャット、アバターの頭にコメントの吹き出しが出てきてます。
画面の上にチャット記入欄があります。
私は使わなかったのですが、この機能で雑談している方もいました。
店舗で会話するというより集合場所(イベント主催者がこの時間のこの場所で集合しませんかって提案してくれたりする)で会話してる姿を見かけました。
特性上このコメントは誰でも見られます。
店舗やアバターってこだわった方がいい?
店舗の改装
ドット絵レベルでこだわっている人から初期状態のままの人までいました。
無理にこだわる必要はないと思いますが、
多少改装はした方がいいかなと思いました。
というのも、初期状態のままだと空き店舗(そこにサークルがなくても店舗が構えている)とぱっと見わかりづらいです。
なので、床面をサークルカットにするなど少しでもいじった方が見栄え以前に店舗らしさが出るかな~と思いました。サークルカットなら店舗を見るだけでもその人の絵柄とかわかりやすいし店舗改装のための用意も簡単ですしね。
サークルカットは看板として表示されているのですが、サイズが小さいんですよね…。
アバター
これも凝ってる人は凝ってますね!!
あと、イベントによっては主催から配布されるので、それを使ってる多いです。
元々のアバターが結構あるので自作アバターがないとモブすぎて浮くなんてことはないと思います。
まとめ
ピクスク、オンライン上のイベントでも頒布も購入も交流も楽しめました !
いつでも気軽に参加できるっていうのは大きな利点ですね!
交通費も時間も関係ないっていうの参加がしやすく本当に大きな利点です。
コロナ禍が終わっても続くといいな。
サークル参加、一般参加の人数はイベントの規模によりますね(さすがにコミケみたいな大型同人誌即売会まではいかない)
私が見かけたもので一番多いのは500スペース近くありました。
交流について、
書き込みボードがあるので交流も楽しめました。
売上も(私は比較できるほど多くも行ってないし超少数部ですが…)特に変わりません。
また、DL版に手が伸ばされるチャンスかもsれません。
参加のしやすさについて、
時間も実地と比べると長いので全部回れました。
時間が自由なため参加がしやすい。
参加費も安いですしね。
デメリットとしては、
私は本を買うときに作者の普段の作風を見たりしたので
そこで売り上げは減りやすいかもしれない…?
ですが、実地のイベントでも試し読みする方もいるのであまり関係ないかもしれません。
作者に直接感想を伝えることはさすがにできませんね。
あと、差し入れや手紙を渡したい場合もできないのでそこはデメリットです。
(サークル側としては貰ったことないので別に構わないのですが!)
オンライン上のイベントでも十分楽しめました!
個人的には、実地とそんなに大きな差を感じず、メリットも大きかったです。
以上、ピクスクレポでした!